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「MacBook 12inch」から「MacBook Pro 15inch Late 2016」に買い替えた理由。
昨年の年末に収支と格闘しながら、考えに考え抜いて、「MacBook Pro 15inch Late 2016」を購入することにした(しちゃった)。
以前の機種は「MacBook 12inch Early 2015」。今回は、この機種からなぜ「MacBook Pro 15inch Late 2016」を選んだかを書きます。
まずはその前になぜ以前は「MacBook 12inch Early 2015」に至ったかということから。
ちなみにiPad等のタブレットですが、よく友達から「なんでiPadにしないの?」と言われますが、逆に「なんでPCじゃないんだ」と言い返します。キーボードないと仕事にならないのは、自分が歳を取ったからなのかな。。。ま、普通にデザインとかWEBとかやっていたら普通にPC派だと思います。
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「PowerBook G4 Titanium 15inch」が初ノート。
私のMacBook(PowerBook)歴はこんなです。
デスクトップの所謂「Macintosh」は、当時私が働いていた会社にあった「Power Macintosh 7300」から始まり、青スケルトンの「PowerMac G3」などを経て、初めて買ったノートPCが「PowerBook G4 Titanium 15inch」。当時の黒い筐体の「PowerBook G3」から、このシルバーのチタニウム素材を使ったスリムなデザインが画期的で、プロユースのMacノートが好きになるきっかけがまさにこのマシンでした。OS 9が走るので当時のDTPユーザーには希少。G3のノートが高値の花だった自分は中古で2400cを買おうかどうか迷っていたところに発表されたので、興奮度マックスでした!
それから「MacBook Pro Late 2008」、「Mid 2010」等、だいたい2年くらいで買い替えをしていました。
「MacBook Pro」はいつの時代も重い!
何年か使い続けていたのですが、とにかく今までのMacBook Proは重い。今思うと、2.5kgを超えるノートを抱えて歩いていましたね。
かといって2008年から登場している「MacBook Air」はあまりにも非力なので、当時の自分としては現実的ではありませんでした。とても「常に持ち歩くノートPC」という感じではありませんでした。
時は経ち、ついに「MacBook Air」に11inchが登場!しかしまだLate 2010の「MacBook Air 11inch」はSSDが128GBまでだったので、この時はまだ購入を見送りました。
ついに「MacBook Air」が理想のマシンに。
そしてMid 2011になり「MacBook Air 11inch」はSSDが256GBまで搭載可能に。
ここでようやく「MacBook Air 11inch Mid 2011」を購入。この軽さ(1.08kg)にはかなり興奮したのを覚えています。この時から、ノートパソコンは毎日常にカバンに入れて持ち歩くようになりました。それまで、PCといえば電源をいちいち立ち上げて、作業が終わったら電源を落とす、といったのが普通でしたが、まるでiPhoneやiPadのように、いちいち電源を入りきりしなくても使えるものになりました。SSDになった事で電池の消耗に対しても今までのように神経質にならなくなったのもこの頃です。
当時の「MacBook 15inch」はまだ2kgを超える重量で、スペックが弱くても「MacBook Air 11inch」の方が理想でした。
さらに翌年、「MacBook Air 11inch Mid 2012」を購入。
ここでの決め手は、搭載可能SSDが512GBまで拡張可能になったこと。これでようやく外付けSSDを持ち歩かずに自宅と事務所にディスプレイだけを置いてノート1台にすべてのファイルを入れて作業が可能になりました。
「MacBook 12inch」が出た時は当然、即購入!
2015年3月、ついに「MacBook 12inch」が発表。事前に噂がだいぶ流れていたので、発売と当時に即購入しました。
だがその軽さと引き換えにスペックはMacBook Air 11inchより弱いため、イラストレータやフォトショップでの制作や、すでに重たくなったたくさんのメールをメーラーが読み込むのにモタツクようになってしまった。それと同時に512GBあった容量もかなり埋まってきてしまっており、使用容量が増えてきた分、処理能力もトロくなってしまっていました(笑)
※ちなみにクラウド等の利用はあまり好きではなく、なるべくローカルにデータは置いておきたい派です。
それでもレティーナディスプレイにはかなり魅力があったので、なんとかごまかしながら「MacBook 12inch」でやってきました。
「MacBook Pro Late 2016」ついに発表。
「MacBook Early 2016」の発表後も静かに待ちつつ、昨年ようやくTouch Bar搭載のMacBook Pro Late 2016 13inchと15inchが発売されました!
結論として、「MacBook 12inch」は軽いのはありがたいのですが、スペックが非力すぎて、とうとう今回の新しいMacBook Proの購入を決めました。 13inchと15inch、かなり迷いましたが、15inchに決定。
下記に、結果どうしてMacBook Pro 15inch Late 2016にしたかを記載します。
CPU
散々非力なCPUで仕事してきたのですが、せっかくMacBook Proなんだからと、一番いいスペックにしました。結果、全体的に体感できるくらいに早いです。13inchの一番いいスペックが「3.3GHzデュアルコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)」に対し、15inchは「2.9GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.8GHz)」。やはり「クアッドコア」なんて言葉を出されると「デュアルコア」で満足できない。。。というかMacBook 12inchはCore Mなのでそれ以前の話ですがw
「13inch」or「15inch」
今回の購入にあたり、一番迷ったのがこの部分です。正直、持ち歩くという部分に関して、15inchはサイズが大きいです。今まで入っていた自分のリュックにはちょうど12inchが入るポケットがあったのですが、そこには入りませんでした。
ですがデスクトップの作業スペースは増えたので、個人的には良かったと思っております。12inchではやりづらかった作業が格段にやりやすくなりました。
ただ持ち歩いていて気がついたのですが、最近は昔みたく15inchのPCを持ち歩いている人もあまり電車で見かけない気がしました。みんなiPadになったからなのかも。電車で座ってPCを開いていると、12inchの時は感じなかった「周りから見られている感」を感じるようになりました。隣に人が座っている場合はちょっと利用を躊躇するようになりました。
というより逆に今回のラインナップにも昔のように17inchがないので、15inchに最高スペックが凝縮されたというのは私の買いに繋がる理由にもなります。流石に17inchがあって、しかもそのスペックがよくても、大きくて持ち運ぶのは大変です。。。
SSD容量
今回最大の決め手は、15inchのみカスタマイズで搭載可能な2TBのSSDが選べること。散々容量に苦しめられてきたので、12万円という大金を払ってでも2TBのSSDを搭載することにしました。これを笑う人もいるかもしれないけど、自分にとって今回の一番画期的な部分はここです(笑)
重量
もう「ノートを常に持ち歩く」というのが普通の生活になってしまったので、重量はかなり重要なポイントでした。「MacBook 12inch」が0.92kgと超軽量なのに対し、13inch(1.37kg)と15inch(1.83kg)。今までが軽量過ぎたので今回の買い替え、一番のネックは重量です。ただ、今回の買い替えで重くなるのは諦めているので、13inchの1.37kgも15inchの1.83kgも、その両者の差は0.46kg。どちらもそんなに変わらないかな?というのが本音でした。後日Appleストアで両方を持ち上げてみて、「あんまり変わらないなぁ」という印象を持ち、1.83kgを持ち歩く覚悟を決めました。
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「MacBook 12inch」から「MacBook Pro 15inch Late 2016」に買い換えて良かった点と残念な点。
使い始めて約1週間が経ちました。買い替えて「あー良かった」という部分と「残念。。。」という部分を記載します。
『良かった点』
格段に早い
CPUの数値よりも何よりも、体感できるくらい早くなりました。
作業領域が広い
広い方が作業が楽です。昨今のブラウザやアプリはタブ等の機能が充実していますが、やはり2つのウィンドウを開いて作業する方が便利だし快適です。
Thunderboltポートが4つ
これは予想外でしたが、「MacBook 12inch」で1つしかないThunderboltポートが4つになったのは、思ったよりも便利でした。「MacBook 12inch」を使っている時は、「これからの時代はポート一つなんだ!」と洗脳されていましたが、4つになってこれがかなり便利。というのも、私の場合、事務所での作業中は外部モニターを利用しているので、突然Thunderboltポートを利用したくなった時にわざわざ外部モニターの利用をやめずに、そのまま別のポートを利用することができるようになりました。慣れって怖いです(笑)
Touch Barがカッコイイ
今回の最も新しい部分はTouch BarとTouch IDセンサー。やはりハードに新しい部分があるというは魅力があります。ファンクションキーがなくなってしまって、ちょっと不安でしたが、私の場合、特に使用に問題はありませんでした。
『残念な点』
バッテリー消費量
バッテリーの減りは「MacBook 12inch」と比べるとかなり早いです。Touch Barの有機ELが原因だとも言われていますが、私が思うに調子に乗って一番いいスペックにしたのでCPUにかかっている電気消費量が多いのでは。。。と思っております。MacBook 12inchが出た時にCore Mだったのはその方がパッテリーの持ちが長くなる、という秘話もありましたよね。
やっぱり少し重量がある
これは前述した通り、MacBook 12inchと比べること自体がナンセンスなのです。今後「MacBook Airが無くなる」という噂も出ている通り、今回のMacBook ProのシェイプはかなりMacBook Airに近いものになりました。 歴代のMacBookに比べればかなり軽い、という認識でいるべきです。
高価
「PowerBook」および「MacBook Pro」に関していうと、昔から安いものがないのが普通です。昔からのマックユーザーなら分かると思いますが、現在のマックの価格はかなり安くなり、どれを選んだって買える値段になったと思います。
私の場合はSSDの容量を2TBにしたり、メモリも最大にしたりとすべていいものにしてしまったために高額になりましたが、個人的にはアップル製品の最高スペックは高い、という認識のもと買い続けているので、特に値段に関してどうこう言う気持ちがないのが本音です。実際のところ、これがないと商売にならないので、私にとってPCは一番投資していいモノです。
というあれこれがあり、結果この「MacBook Pro 15inch Late 2016」にしました。
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以下「届いたので開けてみる」の様子です。
とにかく待ちに待った「MacBook Pro 15inch Late 2016」が届きました。昨年の12月25日にクリスマスだからとか言って注文して1月13日に到着しました。
早速開封します。
本体を取り出した感じはこんなです。充電器とケーブルがあります。この充電器(Apple 87W USB-C電源アダプタ)、は当然ですが「MacBook Pro 12inch」よりデカイです。
PCをオープン。モニターとキーボードの間に摩擦による傷を防ぐトレーシングペーパーが挟んであります。
今回驚いてしまったのは、オープンと同時に電源が入ったこと。後で調べて知ったのですが、「MacBook Pro 15inch Late 2016」からは液晶画面を開くと勝手に電源が入る仕様になった、ということです。
トレーシングペーパーを取りました。
いつもの言語選択です。
今回最も興奮したのはもちろんこの「Touch Bar」です。
そして「トラックパッド」が大きい。これも驚きました。
そうそう、「Touch ID」も今回に外せない新しいハードウェアですね。
早速iPhoneと同様、指を置いて検知してもらいます。
そうそう、Apple Payにも対応しています。これは今後支払いがスムーズになるすばらしいツールです!
さあこれから使い倒しますよ!
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