海外から来てくれたお客様のために、手土産の「ハンコ（印鑑）」を作ってみた。日本っぽくてこれはいいかも。

現在はすでに帰国されてしまいましたが、先日まで海外からお客様が来日していて、今回、せっかく来ていただいたので何かお土産を渡そうということになり、いろいろ考えていました。
今回来られたお客様は、日本は二度目で、日本の文化や食べ物など、詳しい方でした。銀座の「すきやばし次郎」や「バードランド」等をすでに経験済みの強者達です。

「ただのその辺にあるものでは面白くないな・・・」なんて思い、試行錯誤。
何か日本っぽくて、特別なものがいいなぁと。

最近、「ひらがな」や「カタカナ」はとても海外で評判がよく、アディダスなんかもカタカナの「アディダスオリジナルス」なんて入ったパーカやTシャツが出ています。日本人にとっては「カタカナ」がデザインされた服なんてちょっとおかしな感じになる気がするのですが、海外では必須オシャレアイテムになりつつあります。

そこで日本の文化も感じつつ、オシャレな「カタカナ」もイメージできる本人の名前が入った「ハンコ（印鑑）」を作ってあげることにしました。

といっても、既成ではない「ハンコ（印鑑）」、しかも「カタカナ」で作るとしたら、納期も掛かりそうだし価格も高くなっちゃうかなとか思いつつ、近くに「はんこ屋さん21」があったので早速行ってみることに。

「はんこ屋さん21」のサイトを見ましたが、値段が一切掲載されていない。。。おそらくですが、フランチャイズがメインですので価格は店によってマチマチなのかもしれません。

ネットでいろいろ探せば安い店もあると思うのですが、2日後に帰国する予定だったので、製作を依頼して納期がどのくらいなのかが一番肝心なところでした。

納期はなんと「24時間」！
おぉ、これはイケるかも！（店舗により違うかもしれませんが、私が見つけた近くの店は24時間で製作可能でした）

価格は素材、印鑑のサイズ、文字数によりだいぶ変わってくるみたいです。

素材：黒檀
サイズ：直径12ミリ
文字数：3文字

上記の仕様で一本2910円〜とのことでした！文字が一文字多くなるとプラス500円かかります。
3000円前後これならそんなに高くなく、オリジナリティも出せます！

ちなみに、素材をプラスチックにすればもっと価格を落とすこともできるのですが、やはりプラスチックだとあまりにもリッチさに欠けてしまうので、木の素材を「黒檀」にしました。海外製の木で、落としたりすると欠けてしまう可能性があるとのことですが、日常用途ではないので見栄えがいい方が当然いい。このお店で扱っている木製素材で一番安いのが「黒檀」でした。

出来上がりました！

24時間でほんとに出来上がりました！良かった！

書体は「古印体」にしました。楷書や行書とかよりも、ちょっとラフっぽい方がカワイイかなと。
「はんこ屋さん21」の店主に散々「横の方がいい」と言われましたが、「縦組み」にしました。「はんこ屋さん21」の店主の言う「横の方がキレイに見える」という意味は、私もタイポは好きなので、「書体は平体よりも長体の方がキレイに見える」と言いたいんだろうなぁーって思いながら聞いていましたが、今回は「カタカナ」でそれぞれの名前の「ハンコ（印鑑）」を作るので、縦組みにして潰れた感じになった方がカワイイと思っていたのです。予想通りのアガリでした。何よりも縦組みは英語圏にはないので、それもポイントです。